実咲凜音出演の朗読劇『逢いたくて』観劇…流石の演技力と佇まいと気品

本日、
待ちに待った、元宙組トップ娘役さんだった、
みりおん（実咲凜音さん）の退団後初の舞台を観劇してきました♪


朗読劇の『逢いたくて』です


昨日は、かのちゃん（花乃まりあさん）がご出演されてます
ご覧になられたファンの方、いらっしゃると思います♪


みりおん、いろいろお仕事されてますけど、
退団後の舞台は、この作品が初です！
期待のミュージカル『屋根の上のヴァイオリン弾き』は、
もう少し先ですもんね


大好きな95期、
大好きなみりおん、ということで、
インスタで告知されて、即チケットを確保しましたw


私、相変わらず、
何も考えず、予習もせずに、
観劇したのですが、
いろいろビックリ！！Σ（ﾟ∀ﾟ*)


でも、そんな状況の私ですが、
めちゃくちゃ感動して、
涙も鼻水もじゃじゃ漏れでしたww


いい作品って、ちゃんと心に届くんですね…（じーーん）


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まず、みりおんの衣装は、
白いブラウス、
紺のフレアスカート、
黒のオーソドックスなパンプス（5センチくらいのヒールかな？）でした
きっと自前ですよね…


お化粧もナチュラルな感じで、
舞台メイクではなかったです


もうね、
上品なお嬢様って感じで、登場した時、
ため息が出ました…(*ﾟДﾟ*)ﾐﾘｵﾝｷﾚｲ


みりおんの姿をみて、つくづくジェンヌさんって、
姿勢が美しいですよね
座っている姿の綺麗さはハンパなかったです！
OGさんは、どなたもオーラが違うんだなぁ…（ウットリ）





みりおんの見た目は以上です(笑)
さて、これからが感想です（前書き、長っ！ww）


かなりネタバレをしますので、
ご注意ください


私は全然知らなかったのですが、
観劇後調べたら(笑)、
朗読劇『逢いたくて』は、コンスタントに上演されているんですね！
OGさんもご出演されてます


なので、そういうのが気になるかたは、
ここまででお願いいたします…














ストーリーは、
第二次世界大戦の日本兵のお話です
舞台は、フィリピン


私、タイトル『逢いたくて』から、
恋愛ものなんだって、勝手に思っていたので、
登場してベンガルさんが朗読始められて、
ビックリでした！


いきなり、第二次世界大戦うんたらかんたら、的に始まるんです


そんな重い話なのー、って(笑)（←勉強不足も甚だしいw）





ストーリーを簡単にまとめると、
フィリピンに徴兵された石橋と、澤田という二人の男が出会い、
友情を育み、戦争という過酷な状況化で、
互いに励まし合い、助け合いながら戦後を迎える、というものです
その生きる希望となったのが、
しずゑという女性からの115通の手紙です
しずゑが愛する夫に当てた手紙です


しずゑの夫は、
石橋と澤田の上官である、山田部隊長でした
石橋がほんの出来心で、飲み会の席で、
山田のカバンから金目の物でも盗もうとしたとき、
この115通の手紙を束を盗んだのです


しずゑの愛情いっぱいの手紙に、
石橋はずっと励まされて戦火をくりぬけていく…


上記のように明記しても、
感動ポイントがよくわからないと思いますけど(笑)、
構成がしっかりしていて、
感情移入がすんなりと出来ました


最初はね、
戦争のお話なので、説明が多かったのですが、
状況を説明する必要があるので仕方がないかな
隣の方、眠そうでしたけどw


そこがクリアされると、
あとは、朗読の世界にどっぷりでした
終演後トイレで鏡を見たら、
泣きすぎて、目が腫れあがってて、
鼻が真っ赤になってましたよ(笑)








ここからはキャストと配役の感想です


・しずゑ役のみりおん


聖母のごとき慈愛に満ちた佇まいに惚れ惚れしました
宝塚時代の時も、演技力は抜群ですし、
滑舌よし、
発声よし、なので、
心地よかったです


やっぱりみりおんの声は美声ですね
本当に舞台に向いていると思いました
あと、滑舌がいいのもポイント高いです
さ行をきちんと言えることって大事です


みりおんは、
しずゑの手紙を読み上げていくのですが、
手紙の1通、1通の設定が、
きちんと映像として浮かび上がる演技力は流石です
聞き惚れてしまいました
最後の手紙では、涙ぐんでいるようで、
声が震えてました…


静かなる熱演です


劇の途中まで、
このしずゑという人が、
石橋の作り上げた人物、という流れだったのですが、
実在の人物であることが明かされ、
山田部隊長の奥様であることが判明します


劇のエンディングで、
山田部隊長は、幸いにもご存命だったことを我々が知るのですが、
しずゑさんの元に帰れたのかな、
愛娘と三人で幸せになれたのかな、
という思いが沸き上がりました


間違いなく、あの劇の空間では、
しずゑという人が存在し、
私達の心を満たしてくれました


そういうお芝居が出来るみりおんを、
ファンとしては誇りに思います


みりおんがご出演されてなかったら、
絶対に見に行かなかったので、
この作品に出会えてことを感謝します♪






・澤田役のベンガルさん


ベンガルさんがこのお芝居の中心でした
澤田役の他に、
山田部隊長、そしてナレーションも務めてらっしゃいました


澤田は若い兵で石橋よりも年下です
朴訥で、真面目な感じを上手に表現されてらっしゃいました
山田部隊長も威厳がありましたし


でもですね、
ナレーションの部分で、カミカミだったんですよね…(´・ω・`)
台本読み込んでなかったのかな、って感じがしたくらいww


ベンガルさんのようなベテラン俳優さんには、
こういう時こそ、ビシッと引き締めて欲しいですし、
そういう位置づけだと思うので、
それがとても残念でした…


澤田の死はもう悲しくて悲しくて…
最後の一言「母さんのぼた餅食べたいなぁ」が、
最高の余韻に繋げてくださいました


いつも石橋の側で、
石橋を励まし、正してくれた澤田


人の死の重さを感じずにはいられなかったです
ベンガルさんの飄々とした演技が、
より切なさを増していた気がします








・石橋役の宮田悟志さん


私、宮田さんを全然存じ上げなかったのですが、
すごくよかったです！


まず、声がいい！
滑舌よし、間よし、演技よし


新鋭の舞台俳優さんかな、って思って調べたら、
音楽をなさってた方なんですね～
だから、声がいいのかな？w


今回の舞台の主人公的な石橋ですが、
ぐちぐち文句ばっかり言うダメな感じがする人が、
石橋という人の第一印象ですw


でも、実は情に脆かったり、
正義があったりと、だんだんと彼の本質がわかってきます


そして、ロマンチスト


会ったこともないしずゑに、
淡い恋心を抱いていたんでしょうね
そういう機微が上手に表現されてらっしゃってました


澤田との最期は悲し過ぎました


この後の石橋はどういう人生を送ったのか、
すごく気になります
生きてらっしゃっていたら、90歳は超えているのかな？


山田部隊長やしずゑさんには会ったのかな？
澤田のお母様には会ったのかな？


こんなことが頭をよぎります


でも、石橋のことなので、
自ら動くことはせず、流れに身を任せていたら偶然、という感じもしますw


斜に構えるけど、本質は善人というのが私の感じた石橋像です


…とこんな風に、
観客である私たちがいろいろ考えが巡るほど、
役に入り込まれていたんだと思います










ココで、みりおんのインスタを覗いたら、
お写真アップされてました！


ブログの方がお話の流れが読みやすいのでオススメです
↓
「朗読劇」


あれ？
みりおんのスカート、黒かな？ww


インスタのみりおんは可愛いですけど、
しずゑのみりおんは、慈しみ溢れた女性でした
演技のスイッチってスゴイですね！Σ（ﾟ∀ﾟ*)




石橋役の宮田悟志さんも、
インスタにお写真をアップされてました！
↓

大切な祝日を使ってご来場いただいた皆様に感謝???「逢いたくて...」無事終了致しました。 とにかく最初から最後まで集中して、3kgぐらい痩せてそう。 今回も樫田さんに感謝。 #逢いたくて #ベンガル #実咲凛音 #宮田悟志 #実咲さんにもらい泣きしそうだった

宮田 悟志さん(@miyata_satoshi)がシェアした投稿 - 2017 9月 18 1:56午前 PDT

「実咲さんにもらい泣きしそうだった」ですってー！
宮田さん、わかってるなー（←誰目線？w）


でも、宮田さんも素晴らしい演技でした
号泣でしたし｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡






今連日、
北朝鮮のミサイル問題が報道されてますが、
本当に平和であることは大事だなぁ、
とつくづく考えさせられる舞台でした


心に沁みる、素晴らしい朗読劇でした…









ところで、
昨日の台風が、
夜中に関東全域に直撃だったんですけど、
朝5時前に尋常じゃない風の音で、
起こされました…
その後、眼が冴えてしまい、
7時過ぎに二度寝ww


起きたら、12時半過ぎてて、
遅刻するかと思いました(◎_◎;)


二度寝は危険！ww


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