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『CASANOVA』仙名彩世の集大成…みりゆきは芸の魂で結ばれた最高のコンビ [花組]







本日、公式HPにて、
花組のくみさん(芽吹幸奈さん)と、
あきらさん(瀬戸かずやさん)がトークショーに出られるとか…


みりおくん(明日海りおさん)のパネルと、
記念撮影ができるそうです
みりおくんのファンは、皆さん行かれるのかな?
私も時間があれば行きたいですけど…
ことちゃん(礼真琴さん)の全国ツアーと日程が被ってれば、
ついで行ってみたかな?


…あ、場所が遠い(笑)
KAAT神奈川芸術劇場だったら、
近くだったのに…


いずれにせよ、日程が被ってないので、
わざわざ出向かないと無理ですね
ちょっと見たかったかな


みりおくんって、
もはや薔薇の代名詞みたいになってますね♪(*´艸`)


生きるエドガーですから!





さて、話は変わって、
MY楽を終えた花組さんの『CASANOVA』です


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前回はみりおくんと、
作品について、話をしました

明日海りおがカサノヴァのイメージを変えた…花組『CASANOVA』



今回は、宝塚を卒業してしまう、
ゆきちゃん(仙名彩世さん)についてです


ゆきちゃん演じるベアトリーチェは、
ゆきちゃんにピッタリの役でした


清楚で、
芯が強くて、
思いやりがあって、
でも、おっちょこちょいで、
コミカルなお人柄…


そのコミカルさも、
天然でもあり、
計算でもあったのかな、と思ったり


人を和ますために、
自ら道化役を買ってでている気遣いの方って、
世の中にはいらっしゃるじゃないですか
そういう感じです


そんなベアトリーチェが恋をするのが、
カサノヴァ!


でも、世間の声のカサノヴァのイメージのせいで、
ゆきベアトリーチェは、嫌悪を抱いていますが、
初めて出会ったカサノヴァを、
好きになってしまうわけです


この辺りのコミカルさの表現は、見事でした





真面目で上品なマダムの役から、
どこか妖艶な役であったり、
コケティッシュで快活な女性まで、
幅広く演じることができます


それは、ゆきちゃんが、
これまで積み重ねてきたキャリアからなるもの
芸の幅、役の幅が広いです


私が好きなゆきちゃんの役は、『ポーの一族』のシーラでした


上品な年若いマダムを好演してました
この役は、ゆきちゃんの良さを最大限に発揮していたと思ってます





お姫様的であったり、
お嬢様的であったり、
少女だったり…
この辺りの年齢の若い役は、
ゆきちゃんにはあまり似合わないのですが、
少し年齢のあがった、
イメージ的には25歳前後(あるいはそれ以上)くらいの女性を演じさせたら、
本当に上手だと感じます


それはなぜかというと、
ゆきちゃんには、溢れる母性というか、
女性として、
相手を敬うという愛情に満ち溢れた役に、
その才能を発揮できるんだと思うからです


確かに、宝塚的な正ヒロインっぽさはないでしょう


ですが、
宝塚的な上品さ、清らかさ、正しさ、そして人とのしての美しさ
この辺りの表現力が素晴らしいのです





今回のベアトリーチェは、
修道院で過ごしたというだけあって、
お堅い部分を持ちつつも、
真っ直ぐで、正直な性格…
そして、なによりも清楚な佇まいと、
恩を忘れない情の持ち主…


さらに、心根はものすごく芯が強い女性でもあります


このバランスが見事なんです


あー、そりゃカサノヴァも好きになるよね…、
と思わせる女性
ほんの一瞬だけでも、カサノヴァ自身が、
ベアトリーチェだったらいいのかも、
と思わせるほどの器量を、
持ち合わせていなければなりません


芯がしっかりしているから、
彼女の言動にはブレがありません
それは、ラストを見ても変わらず…


ベアトリーチェは、
きっともうカサノヴァには会えないのだ、
と悟っていたと思います
それでも、信じたいという気持ちが溢れていて、
そこが切なかった…


ゆきちゃんの演技力と表現力が、最大限に発揮されてました






そして、なんといっても、みりゆき


素晴らしい歌唱力でした
ゆきちゃんの天から降ってくるような女神の歌声と、
みりおくんの美声の低音の素晴らしいハーモニー


歌の声の相性が抜群でした!


ゆきちゃんは歌うと本当に美声なので、
大抵の低音の男役さんとはピッタリなんですけど、
その中でも、より低音が美しいみりおくんとは、
素晴らしいデュエットを楽しむことができました


ソロでも、
その美声を堪能することができ、
見どころも満載で、
最後に大輪の花を咲かしてご卒業されることが、
本当に嬉しかったです


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ゆきちゃんとコンビを組んだみりおくんは、
『ポーの一族』という代表作も生み出し、
ショーでも他のお芝居でも、大活躍でした


見た目は、
やせ細っているのは変わらないんですけど、
余裕が出てきたというか、
生き生きとして感に溢れてました


学年も上がりますから、余裕が出てくるのは当然かもしれません


それでも、
舞台に集中できる環境が整ったことが、
なによりも大きいのだと感じます


みりゆきは、宝塚の型に、
はまったトップコンビではなかったかもしれません
ですが、観客にストレスを与えることなく、
最高のパフォーマンスを見せてくれたことにおいては、
最高のトップコンビだと思います


みりゆきの、
お互いが舞台にかける情熱や、
芸事への精進するストイックさが、
ピッタリだったんだと思います


あと、完全にみりおくん中心で演目が考えられたことも、
ファンの満足度が増したと思います




以前にも、記事にしましたけど、
みりおくんは、
みんなの明日海りおであることが大事なのです

戦略の集大成!明日海りおの長期在任…明日海りおファンを羨ましく思うこと



それを影からちゃんと支えぬいたゆきちゃんは、
本当に宝塚娘役の鑑でしょう


それができるのは、芸の力あってこそ!


ショースターぶりも発揮できるダンサーでもあり、
歌えば歌姫であり、
芝居心の溢れた演技力の舞台人…


まさに、仙名彩世は、真のトップ娘役なのです!




退団が惜しまれて仕方がないのですが、
みりおくんが、
ゆきちゃんを華やかに送り出してあげたかった
という気持ちに嘘はないでしょう


ずっと自分を支えてくれて、
内助の功に徹してくれたゆきちゃん


最後の演目は、
みりおくんに愛される役で、
ドーヴ・アチアさんの書下ろしの楽曲で歌えるという、
最高の舞台で宝塚人生の幕を閉じます


いろいろ思うことはあるかもしれませんけど、
少なくても、
ゆきちゃんを見守ってきたファンには、
報われてよかった、と感じています


最高のベアトリーチェでした!


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●2019年3月23日に記事更新しました
「2018年 宝塚歌劇 観劇の満足度」アンケート結果の数字から見る比較分析

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