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朝夏まなとキュートで面白い『王妃の館』…思わず涙のハートフルコメディ [宙組]

この間のまぁくん(朝夏まなとさん)のお茶会に合わせて、
宝塚大劇場で、宙組さんの『王妃の館』を観劇いたしました!


お茶会参加の前に観劇をしたかったので、
日曜と月曜の2回見ました!


大尊敬するブログ様が、
今回の『王妃の館』がすごくよかったとおっしゃっていたので、
不安だった気持ちが払拭されての観劇!


いや~、本当に面白かったです!
笑いました(*´艸`)


でも、それ以上に、
気持ちがあったかくなるいいお話で、
気付けば、涙がホロリ…。・゚・(ノД`)・゚・。


そりゃね、
私は涙脆いんですけども(笑)、
周りの方も鼻をすすったり、
ハンカチを顔に当てたりされていたので、
同じように感動したんだと思います!


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では、ざっくりとした感想を!


ネタバレはあまりしてませんが、
想像出来てしまうような書き方をしています


ネタバレが苦手は方はご遠慮ください!


大丈夫な方のみ、どうぞ!













ハートフルなお話ということなので、
みりおん(実咲凜音さん)の退団公演が、
駄作でなかったことが、心から嬉しいです!


まぁくんと、
みりおんの奇抜な衣装も、
時間が経つにつれ、目が慣れましたw


でも、玲子さん(みりおんの役)、
あんなに機転が利く人なのに、
どうしてあのような服のセンスなんでしょうね?


だから、ダブルブッキングなんでしょうか?ww


まぁ、私個人としては、
ツアーのお客様にすぐに目につくようにと思ってのこと、
と勝手に解釈しましたけどもw(←都合のいい解釈w)





まずは、まぁくん扮する北白川右京先生


私は映画版を見ていないので、
水谷豊さんの右京先生がどんな感じなのかはわかりませんが、
かなり不評だったのは、感じ取れました(笑)


ですが、
まぁくんは、非常に面白い落とし込みをしたと思います


変わり者である右京先生なのですが、
まぁくんは、手足を存分に使い、
またセリフもユーモラスで、
愛嬌のある右京先生に仕上げてました!


まぁくんのコメディセンスの良さは、
『TOP HAT』、『メランコリック・ジゴロ』で、
十分に知れ渡っているところです


正統派の男役もこなす故に、
忘れがちだったりするのですが、
名コメディエンヌであることは間違いないのです!


右京先生、可愛かったです♪


もっとカチンとくる嫌な先生かと思ったのですが、
作家としての自信喪失や、
人助けを自然と出来る心の優しさ、
そういうのを含めて、北白川右京が成り立っていたのです!


前半の愉快な場面から、
後半の切なさ…


その辺りの流れがとても自然で、いいお話でした


まぁくんも相当大変だったんじゃないのかな?
お茶会でもおっしゃってましたが、
こんなに初日が不安だったことはない、と…


大尊敬のブログ様もおっしゃってましたが、
ドタバタチックなコメディーではなく、
ハートウォーミングなコメディーとして、
この作品を宣伝すべきだったのではないでしょうか…


しかも、制作発表会では、
コメディーですらなかったですもんね…orz
本当にもったいないですし、残念です


そういう裏事情もあって、
まぁくんは不安だったんだろうなぁ、と勝手に思ってます


北白川右京先生がキュートで、繊細で、
人間味が溢れていたのは、
まぁくんの実力のなせる技だと思います!






えっと、
ゆりかさん(真風涼帆さん)、
みりおん(実咲凜音さん)、
ずんちゃん(桜木みなとさん)…
お三方は別枠で語ります!
長くなるので…(笑)





今回、オリジナル作品ということもあり、
組子がいろいろクローズアップされていたのもよかったです


あっきー(澄輝さやとさん)と、
りくくん(蒼羽りくさん)のコンビ


とにかく、りくくん扮するクレヨンは、
本当に美味しい役!
見事なオネエキャラになってました
難しいですよね、本来は女性なので…


脇役では、一番印象に残ったと思われます
私も大好き♪


あっきー扮するマコちゃん(笑)
オカマなクレヨンに迫られる気の毒なキャラですけど、
だんだんと情にほだされてく様は、さすが!
あっきーとクレヨンの幸せをお祈りしております!w





愛ちゃん(愛月ひかるさん)扮する金沢

最近、愛ちゃんの性格とは真逆な印象の役が多いですねw
今回もちょっとヤンキーな強面な金沢
でも、すごく人情味のあるところが見え隠れするところを、
愛ちゃんは上手に演じてました!


カツラの部分は、大爆笑!
愛ちゃんの成長の著しさ、本当に頼もしく感じてます!
顔つきもどんどんカッコよくなってきてますし、
いい意味でのオラオラ感も出てきていて、
これからもますます目が離せないところ!


あとは、活舌ですねー
何度も言ってますけど…
あともう一息、という感じですけど、
まだまだ成長過程なので、頑張って欲しいです!





右京先生の秘書、
早見さんを演じたせーこさん(純矢ちとせさん)


相変わらずの芸達者ぶり!
せーこさんのコメディエンヌぶりは、
大好きな『TOP HAT』で証明済み!


今回もおかしなアラフォー女性を演じてましたw


早川さんの素敵なところは、
アラフォーであることを全然卑下していないところかな
すごく魅力的に感じました


右京先生ともいい信頼関係を築いてますしねw


そらくん(和希そらさん)演じたピエールとの、
まさかの恋もいい感じでしたw
そらくんも変な日本語をしゃべる外国人を好演!
相変わらず、素敵な美声でございました♪





それと、
専科のひろさん(一樹千尋さん)
すっしーさん(寿つかささん)
まいらさん(美風舞良さん)
きゃのんさん(花音舞さん)


この4人の老夫婦の役が素晴らしかった!


ある意味、
この作品のクライマックスでもある物語のキーパーソンである
すっしーさんとまいらさんのご夫婦
切なかったです…


ひろさんと、きゃのんさんの上品で温厚な老夫婦
すごく素敵でした…
こういう年の取り方をしたい、と思うような、
とてもチャーミングで心優しい岩波夫妻でした





最後は、私の大贔屓の宙組美人三姉妹


まずは、まどかちゃん(星風まどかさん)扮するミチル!

頑張ってましたねー
ちょっと場末なホステス感がものすごく出てましたw


正統派な娘役だけではなく、
こういう役もちゃんとこなして演技に幅を持たせてほしいですね
まどちんは、それに十分応えられる実力があるので!


いい演技でしたし、
愛ちゃんとのコンビも新鮮で面白かった~!




うららちゃん(伶美うららさん)演じるディアナ

もう素敵でした…(ウットリ)


いやー、ルイじゃなくても惚れるでしょw
あの美貌なら!
こういう絶世の美女の役って、うららちゃんならではなので、
私的には大満足です!
まかうらだったし♪(*´艸`)


しかも、
ゆりかルイにめちゃめちゃ愛されているという、
非常に美味しい役!


まかうら、しっかり堪能いたしましたぞ!




ららちゃん(遥羽ららさん)演じるプティ・ルイ

切なかったです…


ららちゃんは本当にお芝居は上手!
足を悪くしてしまっても、なおルイをパパと慕う姿は、
涙を誘いました…


うららちゃんと、ららちゃんの、
影での会話がね、もう泣けてきちゃって…
お二人とも美声なんですよね~
聴きやすかったです!





で、プティ・ルイでどうしても納得いかないことが!!!


最後、ルイ14世とディアナが結ばれますが、
その横で、プティ・ルイもパパであるルイを欲しているんです
でもね、ルイったら、ディアナでいっぱいいっぱいなのか、
目もくれず…(´・ω・`)


ルイに手を伸ばすプティ・ルイ
その手を取ってたしなめる乳母…


ちょっと、これは悲しかった…


最後はね、
ルイとディアナ、プティ・ルイの親子三人が、
抱き合って終わって欲しかったなー


プティ・ルイが満面の笑みで、
パパルイとママディアナを見上げてる姿が見たかったです…


ディアナとプティ・ルイの母子が素敵だっただけに、
非常に残念でした…





最後にちょびっと文句たれましたが(笑)、
そこ以外は、本当に本当に素敵なお芝居でした!


みりおんの最後の作品が、
こんなにチャーミングでハートフルな舞台だったことに、感謝です!


東京でも待ってますよー!


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